宮城県公安委員会への要望経過
第1回目の要望に対する回答は電話によるもので,概要は「対応できかねる」という内容でした。要望を出す時点で,いずれ,ペルテス病のため私と同様に困っている方々に呼び掛け一緒に「生活しやすい環境をつくろう」という考えを持っていましたので,文書で回答していただくことにしました。また,宮城県公安委員会の明確な考え方を確認したいという気持ちから,長期にわたり公安委員会にお手数をお掛けしてしまいました。

第1回目の要望の概要(平成14年6月6日付け)
「身体障害者手帳の交付を受けている」ということだけでなく「歩行困難な者が利用する車両」も宮城県公安委員会規則で定めている「交通規制の対象から除く車両」に該当なるよう規則の改正をお願いしました。
第2回目の要望の概要(平成14年7月7日付け)
警察署長の許可では,行動範囲が狭くなることから,福祉先進県を提唱している宮城県の公安委員会として,全国に先駆け,治療のため数年間も車イス生活を余儀なくされる事実上の障害者である「ペルテス」を公安委員会規則で定めている「交通規則の対象から除く車両」に該当なるよう規則の改正をお願いしました。

第3回目の要望の概要(平成14年11月6日付け)
除外車両については,本県のみの判断で適用範囲を拡大することはできません,という回答だったので,あらためて,福祉先進県を提唱している宮城県の公安委員会から全国の公安委員会に呼び掛け改正を実現してほしい,改正に時間が掛かる場合,宮城県内だけで「事実上の除外車両」となるよう,一箇所で警察署長の許可を取れば県内全域で「駐車禁止解除」となるよう規則を改正してほしいとお願いしました。
第4回目の要望の概要(平成15年2月18日付け)
第3回目の回答では「できる」か「できない」という内容でなかったので,明確な回答をお願いしました。

設立経過